妹

「 兄さん、ちょっといい？ 」

兄

「 うん 」

妹

「 お母さんの一周忌も終わったし、そろそろ、実家どうするか考えないとね 」

兄

「 そうだな。あのまま空き家にしておくのもな･･･ 」

妹

「 そうよ。今でも結構古いんだし、ほっといたらどんどん朽ちていっちゃうわよ 」

兄

「 それはまずいな。ご近所にも迷惑だろうし 」

妹

「 たまに私たちで手入れにしに行く？それとも業者に頼んで手入れしてもらう？ 」

兄

「 どっちにしろ大変だな。誰も住む予定もないのに･･･ 」

妹

「 そうだ、誰かに住んでもらえばいいんじゃない？ 」

兄

「 そうか。貸すって手もあるのか･･･いっそ、売ってしまうか？ 」

妹

「 どっちにしろ、不動産会社に相談してみたら？ 」

兄

「 わかった。いい不動産会社、探してみるよ 」

兄

「 どこかいい不動産屋さんは･･･『株式会社トラスト・ワン』か。ここ、よさそうだな。電話してみるか 」

吉田

「 はい。株式会社トラスト・ワンです 」

兄

「 あの、相続した実家が空家になっておりまして、その処分についてご相談したいのですが 」

吉田

「 あ、そうですか。それでは、一度、詳しくお話を伺いたいので、お会いすることはできますか？ 」

兄

「 ええ。妹も呼んでお話ししたいので、私の家のほうへ来ていただけますか？ 」

吉田

「 はい、伺います。ご都合のいい日は── 」

吉田

「 こんにちは。株式会社トラスト・ワンの吉田と申します 」

兄

「 どうも、こんにちは 」

妹

「 よろしくお願いします 」

吉田

「 ──ご実家は、倉敷市内にあるんですね？ 」

兄

「 ええ 」

吉田

「 築年数など、どのような状態か伺っても？ 」

妹

「 40年くらいです 」

兄

「 結構古くて、あちこちガタが来てます 」

妹

「 物も残っているし、売るのは厳しいんじゃないかと思って賃貸にすることも考えたんですが･･･ 」

吉田

「 賃貸管理のご経験は？ 」

兄

「 ないですねえ 」

吉田

「 管理や手続きなど手間は増えるので少し大変かもしれません 」

兄

「 そうですよねえ 」

妹

「 空家を管理するのと、大差なくなっちゃうかもしれないわね 」

兄

「 うん、じゃあ、売却の方向でお願いします 」

吉田

「 かしこまりました。それでは、ご実家を現地で拝見して、査定したいのですが 」

兄

「 ああ、そうですね。では、我々も一緒に行きます 」

吉田

「 それでは、また日を改めまして── 」

吉田

「 では、本日はよろしくお願いいたします 」

兄

「 お願いします 」

妹

「 よろしくどうぞ 」

吉田

「 中のほう、拝見しても？ 」

兄

「 どうぞ 」

兄

「 中にだいぶ物が残ってるんですよ。この状態でも売れますかね？ 」

吉田

「 はい、大丈夫です。こちらで処理することも可能ですので 」

妹

「 あ、よかった 」

吉田

「 それでは一度持ち帰って査定額を出しまして、後日、お伝えします 」

兄

「 はい 」

妹

「 よろしくお願いします 」

吉田

「 こちらが、査定額でございます 」

兄

「 おお、これはなかなか！ 」

妹

「 いい値段ですね。これで売れたら、万々歳だわ 」

吉田

「 金額の内訳をご説明しますと、土地の相場がこのくらいで、建物の値段がこのくらいとなっております 」

兄

「 あそこら辺、結構いい土地なんですね 」

吉田

「 はい 」

兄

「 では、これで、進めてください 」

吉田

「 かしこまりました 」

兄

「 無事、売れたって 」

妹

「 あ、そう。よかったよかった 」

兄

「 ほっとしたよ。開放感がすごいな 」

妹

「 空家抱えて困ってる人も多いらしいから、売れてよかったわよ 」

兄

「 うん。早めに動いてよかったよ 」

妹

「 あとは、株式会社トラスト・ワンさんに頼んだのが、よかったね 」

兄

「 そうだな 」

吉田

「 株式会社トラスト・ワンでは、相続のほか、任意売却、住み替え、転勤、離婚などに伴う不動産のご売却に対応しております。また、一軒家、マンション、土地、アパート、店舗など、どのような物件でも、ご相談ください。お待ちしております 」